大手結婚相談所の最新データから相談所経由の成婚者数を調査しました。

年々増加する相談所経由の結婚

結婚相談所経由の結婚は年々増加しています。
会員の数が増えただけではなく、サービス競争が進んだことや、会員の活動データのフィードバックやコンピューターを使った自動マッチングの精度向上など、サービス内容が進化したことで成婚率も高まっています。

 

増加傾向の相談所を経由した結婚

 

大手結婚相談所が公開しているデータを元に、相談所経由の結婚がどれだけ増えているのか検証しました。

 

 

大手結婚相談所の最新データ

日本結婚相談所連盟(IBJ)
2016年成婚者数 8,037名(4,739名)
2017年成婚者数 9,375名(5,708名)
2018年成婚者数 9,701名(6,344名)

※()内は会員同士の成婚

参考URL:https://www.ibjapan.com/check/

 

楽天オーネット
会員数の推移
2016年 44,432名
2017年 47,451名
2018年 48,001名
2019年 48,688名

 

楽天オーネットは2016年に会員の成婚人数がはじめて年間1万人を突破し、2017年も過去最高を更新しました。
2017年は11,783名が結婚。
会員同士の結婚は 5,990名 (2,995組)、会員以外との結婚は5,793名(男性2,547名女性 3,246名)でした。

 

ネットコンテンツが多様化した現代に改めて注目される結婚相談所

結婚相談所が注目されるポイント

 

仲人型とデータマッチング型の大手がそれぞれ会員の成婚退会数が過去最高を更新しています。
昨今は出会い系アプリや街コンなどインターネットを通じた出会いの形が増えていますが、ネットマッチングでは関係が発展しにくいデメリットがありました。

 

手軽に始められる婚活やマッチングサービスが増えた現代だからこそ、複数の失敗を繰り返してから結婚相談所に登録する方が増えています。
恋愛や婚活に失敗経験が多い人同士が集まる結婚相談所は成婚率が高く、会員数以上に成婚率の上昇が目立っている所も多数あります。
結婚相談所は古い昔ながらのサービスだという意見も聞こえますが、データを見る限りでは結婚相談所こそ時代の最先端をいく婚活サービスだと言えます。

 

 

結婚相談所での出会いは隠すべき?

全体的な傾向では若い人ほど結婚相談所やマッチングサービスで出会ったことを隠す人が減っています。
結婚式での馴れそめの紹介では、友人の紹介やイベントで出会ったなどと濁すこともありますが、大学生や20代前半の若者では出会い系アプリを使うのが当たり前の時代です。

 

ネットマッチングや結婚相談所での出会いが恥ずかしいという考え方は一昔前より薄れています。
なにより、恋愛ベタの男性は出会いの形がどうあれ結婚すれば親や友人が喜んでくれるものです。